役の複合について
役の複合について補足的に説明します
麻雀で高い点数を狙う場合、
普通はたくさんの役を複合させることになるとおもいます。
たとえば下の図をご覧ください。









このような手で、
でツモあがりしたとすると、
ツモ+平和+タンヤオ+イーペーコー+三色同順で
最低でも6翻はついていることになります。
ツモについてはこちら、平和・タンヤオについてはこちら、イーペーコー・三色についてはこちら
6翻なので跳満(ハネマン)で、親なら18000点、子なら12000点の高得点です。
このように、基本的にさまざまな役を複合させて高得点を狙うことができます。
点数についてはこちら
ただし、中には複合できない役の組み合わせもあります。
たとえば、下の図をご覧ください。









であがったとします。
この手は、面子は順子4つ・そして雀頭から成り立っていますね?
そしてこの状態では平和+イーペーコー+タンヤオで
3翻はついている状態です。
ここで、この手をちょっとならびかえてみます。









また同じように、
であがったとします。
今度の形は、順子1つ・刻子3つ・雀頭1つから成り立っています。
そしてつく役は三暗刻+タンヤオにかわり、
3翻ついている状態になります。
三暗刻についてはこちら
本当は三連刻(サンレンコウ)という役もある場合があるのですが、今回はそれはスルーで。
ローカル役だし
このように、手の形を並び替え、面子の構成を変えると違う役になる場合は
その役は複合せず、点数の高いほうを優先することになります。
上の例で言えば、
順子4つ・雀頭の形は 平和+イーペーコー+タンヤオ=3翻
順子1つ・刻子3つ・雀頭の形は 三暗刻+タンヤオ=3翻
ハン数は同じなので、刻子を使っている分点数の高い後者
(つまり三暗刻+タンヤオのほう)
が優先されます。
符計算についてはこちら
もう1つ例を見てみましょう
以下の図をご覧ください










チートイツのところで取り上げたものです。並び替えたらこのようになりましたね?








上の図は順子4つ・雀頭1つで構成されていて、役はリャンペーコー3翻です。
対して下の図は対子7つで構成されていて、役はチートイツ2翻です。
今回も、形を並び替えて構成を変えているため、高いほうを優先します。
ここはリャンペーコーのほうが高いので、リャンペーコーを優先することになります。
複合する場合としない場合とではだいたいこれで説明がつきます。
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