リーチに関する役
リーチ・一発・ツモ・ダブリー
役のまとめ第1弾は「リーチ・一発・ツモ・ダブリー」の4つです。
それほど難しくはないので見ていきましょう。
まずはこちらでもやりましたがリーチから
〜立直(リーチ)〜
・面前状態限定の役(ポン・チー・明カンをすると成立しない)
・1翻
・テンパイ時に宣言し、1000点を場に委託することで成立
・リーチ成立後は自分の手を入れ替えてはいけない
細かいことは前に書いたとおりです。
役をあまり覚えていない段階では「ポン・チー・明カン」をしないで
リーチを考えておくようにしましょう。
わからないうちにポンとかしちゃうと役がないためにあがれなくなる可能性もありますよ?
さて、まえにリーチを紹介したときに「場に1000点棒を委託する」という話をやりました。
それについての補足をします。
リーチをするときは、必ず1000点を支払います。リーチをかけるときに支払う料金みたいなものです。
そう深く考える必要はないです。あらかじめ配られている点棒から1000点棒をとりだして
どこかわかりやすいところにでもおきましょう。
(点棒については「牌の名称」をどうぞ)
そういうわけで、1人がリーチをすれば場に1000点、
2人がリーチをすれば場に1000点×2=2000点が支払われているわけです。
そして、この場に支払われた1000点は、そのあとからあがった人がすべてもらうことができます。
たとえば、自分がリーチをかけたとします。
そのまま自分であがればリーチのときに払った1000点は自分の元に返ってきますが、
そのまえにほかの人があがってしまうとその人に1000点をとられてしまうことになります。
何点あっても同じです。2人がリーチをかければ合計2000点が支払われているわけですが、
やはりあがった人がその2000点をもらうことができます。
また、リーチをかけたまま流局になってしまった場合はそのまま場に1000点棒が委託されたままになり、
次の局であがった人がその点棒をもらうことができます。
ついでですが、このリーチをかけたときに支払われた1000点棒を「リー棒」などということもあります。
次は一発
〜一発(イッパツ)〜
・リーチにまつわる役なのでもちろん面前状態限定
・1翻
・リーチをかけてから次の自分の番にツモ上がりするか、
その前にロン上がりすると成立
・上がる前にだれかが「ポン・チー・明カン・暗カン」をしたら成立しない
本来はローカル役なのですが、あまりにも広く使われている役なので紹介します。
大まかなことは上に書いたとおりです。
リーチをかけた後すぐにロン上がりすればリーチ1翻+一発1翻=合計2翻となり、
点数がアップします。
次はツモ
〜ツモ〜
・面前状態限定の役
・1翻
・「ポン・チー・明カン」をせず(暗カンはOK)自力でツモ上がりすると成立する役
正式名称は面前清自獏和(メンゼンチンツモホウ)
これは、とにかく面前状態で上がりの形(面子4つと雀頭1つ)をそろえてツモ上がりすると
つく役です。
この役があるおかげで、たとえほかに役がなくても
面前状態ならツモ上がりだけは可能なのです。
また、リーチをかけてからツモ上がりすればリーチ1翻+ツモ1翻=合計2翻になるし、
そこに一発がつけばリーチ1翻+一発1翻+ツモ1翻=合計3翻にもなり、もらえる点数が高くなります。
最後はダブリー
〜ダブル立直〜
・面前状態限定の役
・2翻
・最初に牌を捨てる際にリーチをかけるとかわりにこの役が成立
・ただし、子の場合は最初の自分の番が回ってくる前に誰かが「ポン・チー・カン」をすると成立しない
・あとはリーチと同様
ダブルリーチ。略してダブリーです。なぜダブルかというとハン数が倍だからかな?
「最初からいきなりリーチをかけると点数が高くなりますよ〜」ということです。
もちろん、たとえばその後ツモあがればダブリー2翻+ツモ1翻=合計3翻になるわけです。
ただし、もしダブリーできる状態にあっても
ほんとにダブリーをかけたほうがいいのかどうかを考えてからにしましょう。
というのも、たとえば「もっと高い役が狙えるかもしれない」ということなどがあるからです。
とはいえ、まだ役を覚えていなければそれほど深くは考える必要はないです。
というか漢だったらダブリーはぜひ成立させましょう(笑)
その2に続く
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