連荘と点数


ゲームの流れその1にて、こんな話をしました。


まず、東場は「東1局(トンイッキョク)」からはじまります。第1回戦とかそんなのりです。
親だった人があがるか、あるいは最後まで誰もあがらなかったときに親がテンパイだったときには
(この辺はルールによって違うこともあるので確認しておくのがいいでしょう)
親の人がそのまま親を続行して、「東1局 1本場」になります。
そのまま親が続けば「2本場」「3本場」・・・というようにつづきます。


このように、親だった人が続けて親をやることを連荘(レンチャン)といいます。
そして、親が連荘するたびに1本場、2本場、・・・と続いていきますが、
この「〜本場」の数によって、あがったときの点数が増えます。

それでは、ちょっと例を交えながら説明しましょう。
下の図をご覧ください。
     

西家(子)で、あがり牌は、ドラはとします。
上の図だと役はタンヤオ(1翻)で、ドラが3つついているので合計4翻になります。

まずはロンあがりだった場合のことを考えていきましょう。
今回は暗刻4符+明刻2符+副底20符=26符で、
切り上げるので26符→30符になります。
30符4翻なので得点は7700点です。早見表
というわけで、を切った人があがった人に7700点支払うわけですが、
もし、親が連荘していて「東(南)○局 1本場」になっていたら+300点されて、
7700+300=8000点支払われることになります。
同じように、「2本場」だったら+600点されて、8300点支払われることになります。
というわけで、〜本場の「〜」の数×300点が追加されることになります。

次にツモあがりだったときの場合を見てみましょう。
今回はツモあがり2符+暗刻4符+明刻2符+副底20符=28符で、
切り上げるので28符→30符になります。
同様に30符4翻で7700点です。
子のツモあがりなので、今回は他の3人があがった人に点数を支払うことになります。
まずは親が7700の半分、3850点を支払うわけですが、
10点単位以下は切り上げるので、3850→3900になります。
そして、残りの2人がもう半分の3850を2等分して1925点ずつ支払いますが、
同じように切り上げて1925→2000とします。
というわけで、この場合は親が3900、子が2000ずつそれぞれあがった人に支払うことになります。
ここで、もし親が連荘していて「1本場」になっていたらそれぞれ支払う点数が+100ずつされ、
親は3900+100=4000点、子は2000+100=2100点ずつ支払うことになります。
同じように「2本場」だったら+200ずつされて、
親は3900+200=4100点、子は2000+200=2200点ずつ支払うことになります。
というわけで、〜本場の「〜」の数×100ずつ、他の3人の支払う点数が追加されることになります。


ようするに、本場の数が増えれば増えるだけ、
あがったときの点数が300点ずつ大きくなるのです。

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