役牌
役について知ろう!

「リーチ」につづいて今度は「役牌(ヤクハイ)」について

役牌は字牌をつかった役です。

こいつらが字牌でしたね。

そのなかから、まずはこの3つに注目してみましょう。

こいつらは特になまえがついていて、「三元(サンゲン)牌」といいます。

さて、この三元牌ですが、このうちのどれか1種類で刻子(コーツ)を作ってあげましょう。
下の図をご覧ください。
    
ここでは、が刻子になっています。
べつにじゃなくてもいいですよ?の刻子でもOKです。

このように、三元牌のどれか1種類で刻子をつくってあげると「役牌」という1翻(ハン)の役がつきます!


この役の優秀なところの1つとして、
とりあえず三元牌で刻子を作ってあげればそれだけで役が成立してしまうことです!
あとはとにかくあがりの形を目指しましょう。

さらに優秀な点としては、
ポン・チーしてもとにかく役牌は成立するところにあります
たとえば・・・

      
↑三元牌をポンした図

      
↑三元牌以外のところをポン・チーした図

      
↑全部ポン・チーしてみた図w

上の図は、3つともポン・チーしてしまっているため、面前(メンゼン)状態がくずれてしまっています。
(面前については「リーチ」をどうぞ。)
リーチは面前状態でないと成立しませんでしたが、
役牌はポン・チーしてしまってもOKです!

ここが役牌の最大のウリです。
ポン・チーをするとその分手が早く進みます。
ときにはものすごい速度で上がれてしまうこともあるので、
役牌は「あがりの特急券」等ということもあります。

また、役牌同士で複合もできます。
下の図をご覧ください。
    
今回は、の刻子がそろっているので、
役牌1翻+役牌1翻=合計2翻の役がつきます。
このように、役同士で複合させて翻数をふやし、もらえる点数を高くすることも可能です!
(翻数については「リーチ」もごらんください。)
さらに、上の手ではポン・チーをしていない、つまり面前状態なので、
テンパイした段階で「リーチ」をかけることもできます。
すると、リーチ1翻+役牌1翻+役牌1翻=合計3翻の役がつきます。

では、三元牌全部を刻子でそろえたら・・・?
それは後のお楽しみですw

では、今度は下の牌に注目してみましょう。


こいつらにもまた特別に名前がついていて、「風牌(カゼハイ・ファンパイ)」といいます。
こいつらは、刻子としてそろえたとき、役牌が成立したりしなかったりすることがあります。
この話はゲームの流れにも関係してくることなので、
「ゲームの流れその1」で解説しようと思います。

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