面子について@
グループを作ろう!

麻雀は、あらかじめ自分が持っている13枚の牌を1枚ずつ入れ替えていくゲームです。
しかし、ただがむしゃらに入れ替えているわけではなく、
あがりの形を目指すようにして入れ替えていくことになります。

ちょっと例を見てみましょう。下の図をご覧ください。
    

これはあがりの形になっています。3枚1組のグループが4つ、同じ牌2枚1組のグループが1つあるのが
おわかりでしょうか?

このように、麻雀では、「3枚1組のグループ4つ」と「同じ牌2枚1組のグループ1つ」を集めることが
目的になります。

この3枚1組のグループのことを「面子(メンツ)」といい、同じ牌2枚1組のグループのことを「雀頭(ジャントウ)」等と呼びます。

それでは、上の例を参考に面子の紹介をしていこうと思います。
まずは「刻子(コーツ)」から
刻子とは、同じ牌を3枚集めたものです。上の例で言うと・・・
 
こいつらはそれぞれ同じ牌を3つずつ集めていますね?これが刻子です。
刻子についてはそれほど説明は要らないかな?わかりやすいから・・・

続いては「順子(シュンツ・ジュンツ)」について
順子というのは連続する3つの数の並びを集めたものです。
数の並びで作るものなので、必然的に数牌で作ることになるため、
字牌では作れないということに注意してください。
(数牌・字牌については「牌の名称」をご覧ください)

では、上の例で見てみましょう。
 
左は萬子の1−2−3、右は索子の6−7−8を集めてあります。どちらも連続する3つの数の並びですね?
これが順子です。
(萬子・索子・筒子に関しても「牌の名称」をどうぞ。)

さて、それでは順子を作るにあたっての注意ごとをいくつか。

まず、同じ種類の牌(萬子なら3枚とも萬子だけ、索子なら3枚とも索子だけ、筒子なら3枚とも筒子だけ)で
集めなければならないことです。
たとえば、

といったように別々の種類を混ぜて面子にすることはできません。

次に、1と9は連続ではないことにも注意してください。
どういうことかというと、
とか、
といった形にはできないということです。

さらに、これは説明する必要もないかとは思いますが、
なんとなく連続っぽいからといって
とか、
なんてやってもだめです。

この刻子と順子が面子です。
刻子でも順子でもいいからとりあえずは面子4つと、先に触れた雀頭1つをそろえることによって、
はじめてあがることができるのです!
この「あがる」という行為によって点数をもらうことができます。

この点数についてですが、これは面子のそろえ方によってきめられ、
この面子のそろえ方をといいます。
そろえかたには、もちろん簡単なそろえ方・難しいそろえ方があり、
難しいそろえ方をしたほうが点数も高くなりますが
それはまた次の機会に。

もどります