面子についてB
グループを作ろう!

Aでは待ちについて触れました。
今回はポン・チーについて触れていこうかと思います。
少々長くなりますが、大事な話なのでお付き合いくださいませ

そのまえにまずは対子(トイツ)・塔子(ターツ)について説明します。

まずは対子について
対子というのは同じ牌2枚を集めたものです。
  
これはどちらも対子です。

それぞれあと1枚同じ牌がそろえば刻子(コーツ)が完成しますね?
それだけでなく、これをこのままおいておいても雀頭(ジャントウ)として利用できます。

次に塔子について
塔子は以下のようなものです
    
左のやつはのいずれかが、
真ん中のやつは
右のやつは
それぞれそろえば順子(シュンツ)が完成しますね?
この、あと1枚で順子になるものが塔子です。

さて、それでは本題に入りたいと思います。
まずはポンから
例として自分の手が以下のようなものであるとします


ここで、1番右のの対子に注目してみましょう!
もう1枚あれば刻子が完成しますね?

ここで、他の人が自分の手の内からが捨てられたとします。
これは、自分でなければ誰が捨てたものでもOKです。

どうしてもこの8筒がほしければ、ここで「ポン」と宣言しましょう!
すると、こんな感じで自分の手にこの8筒を加えることができます。

  
これがポンです!
ここで、ポンをしたこのですが、これで刻子として扱うことができます。
この、ポンをしてあつめた刻子のことを「明刻(ミンコウ)」と呼びます。
ちなみに、ポンをせず自力で3枚同じ牌をそろえたものは「暗刻(アンコウ)」といいます。

さて、ポンをするときの並べ方ですが、
右に座っている人が捨てた牌でポンをしたときは   
正面に座っている人が捨てた牌でポンをしたときは  
左に座っている人が捨てた牌でポンをしたときは   
という感じでならべておくことになります。

ちなみに、ポンしたあとは自分の番になるので、自分の要らない牌を1枚捨てましょう。

つづいてはチーについて

もう1度この手で見ていくことにしましょう

まず、チーの注意点を述べると、
ポンは全員の捨てた牌でできましたが、
チーは左の人からしかできないということです。
右や正面にいる人の捨てた牌ではチーできないことをまずは頭に入れてください。

さて、まずはに注目しましょう。
これはがあれば順子が完成しますね?
ここで、左の人がを捨てたとします。
どうしてもほしいならば「チー」と宣言しましょう。

すると、このように自分の手に入れることができます。
  
これで順子が1つ完成しました!これがチーです!
でなくともでもOKです。をチーすれば・・・
というようになります。

もう1度、今度はに注目しましょう。
これはがあれば順子になりますね?
そこに、左の人がを捨てました。
どうしてもほしければ「チー」をしましょう!
  
すると、このようになりました。


この、ポンやチーすることを「鳴く」とか「喰う」とかいいます。
(ほんとは鳴くがポンで喰うがチーだと思うんだけどごっちゃに使っても通じると思う^^;)

では、ここでポンやチーのメリットおよびデメリットを考えていこうと思います。

まずはメリットから
なんと言ってもメリットは面子(メンツ)が早く完成することでしょう
そしてそれはあがりの形に早く近づくことになります。

しかし、デメリットもあります。
ポンやチーはより簡単に手を完成させるためのものなので
当然もらう点数が安くなる可能性があります。
場合によってはあがれないこともあります。
なぜあがれないかはこのあとで触れていきます。


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